音響パワーレベル測定
様々な音を発生させる装置、機器などが有する音響パワーレベルを、半無響室などで実験により測定評価します。例えば、サウンドスケープデザインにおいて、環境音を発生させる装置(音具)の音響パワーレベルを一定条件の下で評価して、実際に設置した場合の音環境を推定することができます。
音響振動測定
音楽ホールやスタジオ、教会などにおいて、生演奏や電気音響機器により室内で発生する音によって、内装材などが共鳴して目的以外の音を発生させることがあります。この現象(カラーレーション)の有無を施行前後において、建築部材を加振して振動と発生音を実験的に測定評価します。
風切音測定
計画建物の外周壁や屋上に設置する庇や手すりなどの構造物によって、通常の風速条件でも風切り音を発生させる可能性があります。そのような建築部材、またはプロトタイプの構造物を、低騒音型風洞を用いて、実際の風量による発生音を実験的に測定評価します。
